嵯峨御流いけばなで使用する基本の花器の説明シリーズ第2回。
今回は〔瓶花(ヘイカ)〕といわれる生け花の形で使用する花器について。
至ってよく見る花瓶の形だと思います。
〔瓶花〕で使う花器にも色々な形がありますが、お稽古練習用に購入するとしたら
この形が一番扱い易いです。
色やサイズで多少の違いはあるでしょうけど、練習用だと花器の高さ30cmで3000円程のもので十分です。
私が生け花を始めた時に最初に購入した花器はこのタイプのモノでした。
生け花以外にも、花束をもらった時など花瓶として使うことができるだろうと云うのが理由でした(笑)
確かに、普通に花瓶としても十分使えるのですが…。基本、生け花の花の飾り方と花束などブーケをもらった時の
花の飾り方は結構違います。
瓶花での花のいけ方は花器口(花瓶の入り口)付近に、枝モノや草花を引っ掛けていけていきます。
花茎や枝が花器の底につくことはありません。
そして、花器のサイズによって花のサイズ・バランスも変わります。
まぁ、お稽古・レッスンしていくうちにどんな花器が欲しいか分かってくるので、
じっくり考えてから、花器は購入すればいいと思ってます。
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