以前にも少しお話したと思うのですが。
花や枝を飾る時、高低差や向きを変えて飾ると動きがでて絵になりやすいです。
いけばなでは、花態にもよりますが…花や枝の背が並んでいるのを良しとしません。
花や枝も自然のモノなので、偶然でも背が並んでしまう事もあるのですが…そこは、わざと手を加えて差を出します。
枝や茎を曲げて向きを変えてみたり、短く切ってみたり。
そうすると、よりいっそう自然にまとまった花が出来上がります。
いけばなのお伝書には、華道家・未生斎一甫のお言葉が載ってあります。
『あるがままの自然がただ尊いのではなく、人の手を介することで更なる本質的な美を表現することこそいけばなの本義である」
と「虚実等分」を称えています。
「虚実の扱い」手を加えて更に本当のように見せる。
いけばなとなると、とても難しいのですが…。
毎日、花を楽しむ時はそんな難しく考えず、
買ってきたお花を少し切って、高低差をつけてみましょう♪
雰囲気がぐっと変わると思います。
日々の花を飾るちょっとしたコツなどを更花.の『季節のお花』では教えています。
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