基本の花器、最後はこの寸胴という花器です。
この花器は、嵯峨御流でいう〔生花〕セイカとよばれる生け花を作るときに使われます。
〔生花〕はとても古典的でシンプルないけばなです。
見た目はシンプルすぎて面白みも感じにくいかもしれません・・・。
でも、自分で〔生花〕の生け花を習うようになると作られながらも自然で、シンプルながらも手の込んだ生け花の美しさがわかるようになりますよ。
とてもシンプルな練習花器から少しはモダンな練習花器とあります。どれもだいたい3000円程であるかと思います。
基本の花器〔水盤〕〔瓶花器〕〔寸胴〕をブログで書かせていただきましたが、お稽古しつつゆっくりと揃えていけば大丈夫です。
工夫をすれば意外と食器は花器として使える事も多いですし、骨董市やガラクタ市などで安く見つけることもできます。
昔に生け花をしていたと母親や祖母から花器のお下がりがまわってくる事も私はありました。
前にも少し話しましたが、生け花練習用の花器や、稽古で作る花は現代の住宅には少し大きく、花を飾れる大きなスペースがあるお家は少ないと思います。
なので私は、家では小さな花器に生けなおすか、違う花器でお稽古とは全く違うものになってる事が多いです。
稽古の生け花を家で再現出来なくても稽古やレッスンで花をさわっていると、枝・花の見せ方が身についてきますので、家で飾る花が今までとはグッと変わってきます。
〔更花.〕は生け花を楽しんで学んでもらいたいというよりは、生け花をとおして花で遊ぶテクニックを知ってもらいたいのだなと、このブログを書いていて改めて分かりました。
なので、気軽にお問い合わせ・ご質問ください。
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