嵯峨御流って?

華道の流派にも色々ありますが、更花.のいけばな流派は嵯峨御流になります。
本日は、嵯峨御流の説明を…

『平安の初め、嵯峨天皇が大覚寺の大沢池で、菊ガ島に咲く可憐な菊を手折り殿上の花瓶に挿し、
その姿が「天、地、人」三才の美しさを備えていたことに感動され、「後世花を生くるものは宜しく之を以って範とすべし」とおっしゃいました。
これがいけばな嵯峨御流の始まりであると伝えられています。嵯峨天皇の自然や草木に対する慈しみの心が、嵯峨御流の礎になっています。』
と、嵯峨御流いけばなのテキストには載っています。
古すぎて昔話のようですよね。

事務的に云うと・・・
家元とよばれる制度はなく、その総元締となるところを「華道総司所」とよび、大覚寺門跡(もんぜき)が華道総裁です。

大覚寺が総本山なので、嵯峨御流で習う水盤でのお稽古は大覚寺の大沢の池を模した花態などもあり、
色々な流派の中でも古く,古典的な流派だとおもいます。

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地味に思われがちですが、シックで力強くかっこいい生け花が多く私は自分の流派を誇りに思っています。

しっかりと、生け花を習い嵯峨御流に籍を置き、お免状をとれるのは【いけばな~更花.】です。
手軽に花を楽しんでもらう【季節のお花~更花.】では流派の型など難しい事はしませんが、
根底は嵯峨御流の生け花にそって花を楽しんでもらっています。

まだまだ、嵯峨御流の説明の一部ですが…長くなりますので、今回はこのあたりで。
ちょくちょく、流派の説明やあれやこれやもブログに書いていこうと思います。

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